2008年12月2日

WillcomがMVNOでケータイ通信事業参入か?




PHS最大手のウィルコムがドコモの通信網を借りてのデータ通信事業に参入を検討しているとのこと
ウィルコムは来年4月に「WILLCOM CORE」と呼ばれる次世代の超高速モバイル通信を提供開始予定ですが、今回の検討は通信サービスはWILLCOM COREエリア拡充までのつなぎを意図しているのではないかと目されている

現在ウィルコムが提供しているデータ通信は理論値で最大800kbps
ウィルコムはこれまで電波の変調方式を改良したり基地局のIP化で通信速度を徐々に高速化してきた
しかし近年イーモバイルがサービスエリアで劣るものの、十分安価でより高速な最大7.2MbpsのHSDPAによるデータ通信を提供し始めたことによってデータ通信の分野でウィルコムの影が薄くなりつつあったのも事実

WILLCOM COREの全国ネットワークが完成すればデータ通信の覇者となり、今回とは逆にMVNOの回線主側になることもなんら不思議ではありません

確定した情報ではないものの、それまではWILLCOM CORE不通地域でHSDPAサービスを提供すると考えられます
そうするとデータカードは通信状況に応じて、WILLCOM COREとHSDPAを切り替えるものが出てくるのではないでしょうか

ソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/01/news056.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081201/320431/

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