2008年10月1日

街のエナジー・キオスクのミライ


最近の研究会の話題は「ケータイとエコ」。

ケータイとエコと聞くと、やはり電力消費の問題がすぐ思いつきやすい。
ケータイにソーラーを設けるのと、コンセント側をソーラーにするのでは、どちらがよいだろうか。(ソーラーは例えです。)

写真は、Orange(UK)の提案するフリー充電スポット"rechargepod" powered by 自然エネルギー。
先日、ソトコトの編集長 小黒さん*のお話の中で、「エネルギー・キオスク(エナジー・キオスク)」というコトバが出てきた。アフリカ・ケニアでケータイを充電するスポットのことだそうだ。

話は飛ぶが、現在、米ベンチャーBetter Place社が携帯電話のビジネスモデルを模した、大規模充電インフラと安価な電気自動車を提供するという計画を進めている。
また、横浜市は積極的にクルマ用充電スポットを市街地に増やしている。
エコの象徴、電気自動車が少しずつ現実味を出している現在、充電スポットが重要な要素になってきている。
今後、電気自動車の普及と共に日本でも「エナジー・キオスク」というコトバが積極的に輸入されるであろう。(充電スポットが響きは良いかな)
ちなみに現在の法律上、電気を商品としては売れないと聞いたことがある。よって、コンビニの充電サービスは、あくまでもサービス料を徴収しており、電気代とはイコールではない。では、自然エネルギーの電気は、電気代として徴収できるのだろうか。調べたい。

さて、最近、ケータイショップでは無料充電サービスをしているが、
これが自然エネルギーを使っていたら、同じ無料でも感覚は異なるはず。
あ、「タダでエコ」。

2 件のコメント:

  1. 今開催されているCEATECで、KDDIの次世代コンセプトモデルとして、ソーラーパネル搭載のケータイが紹介されたみたい!(^^)!
    だれか見に行った人いないかな~?
    http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2008093000681

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  2. ケータイが輸送機関を超える存在になったら、すごいエコだと思う。

    一言じゃ言えないけれど、輸送機関が存在するという意味は、「資源の輸送」と「人の輸送」で、そのうち資源については分配の最適化をケータイが担えばいいし、人の輸送に関しては遠隔で全部済ませてしまえば歩行できる範囲外の世界に行く必要がなくなるし。

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