今、どこにいるの？！なんてコトバは要らない。

坂井先生の授業でケータイのコンテンツを提案するという課題があり、グループワークを行っている。そこで、近くにいる友達がわかるといいね。という意見がでた。それに近いものを見つけた。
ただし、ケータイ向けではないが。

「おともだちレーダー」。
おともだちレーダ-とは、Skypeのコンタクトユーザー（登録ユーザー、おともだち）がどこにいるのかが分かるSkypeExtra（Skypeの機能拡張）のソフト。お互いの位置情報（プレゼンス情報）を共有することができる。
これがあれば、今どこ？なんて聞く事は一切無くなるということだ。

では、どうやって位置情報をとるのだろ？！
→GPS


と、すぐに思ってしまう。しかし、違う。
答えはWi-Fi　(無線通信）。

Wi-Fiは、GPSの弱みの地下や建物の陰などをカバーでき、キャッチも早い。

さらに、今のパソコンならば大抵標準装備されている。
つまり、なにも足す事なく実現できる強みがある。

 このWi-Fiを利用した位置情報取得の技術はSONY COMPUTER SCIENCE LAB.が開発した[PlaceEngine]を使っている。

次回の投稿でPlaceEngineについて書きたいと思う。

そして、最後に。

個人的にポイントだと思ったのは、この「おともだちレーダー」は、Skypeであること。

Skypeは、ログインしていないとネットワーク上で確認されない。

つまり、身を隠したい時はちゃんと隠せる。

話題はずれるかもしれないが、GPSで子供の位置を確認できるサービスは、安全機能として有力だと思うが、人間を管理することを暗黙に肯定（支持）するようにも感じられ、SFのような「管理社会」が民によって作り上げられて行くような恐れを感じる。妄想かもしれないが。