2008年6月24日

ピクトグラム


 ピクトグラムとは、文字を使わずに視覚的な絵や記号で表現したもののことです。視覚的な図で表現することで、言語に制約されずに内容の伝達を直感的に行う目的で使用されてきました。例えば、非常口のサインなどがいい例です。

 今週は自分の携帯のUIについて記事を書くということでしたので、私は自分の携帯のピクトグラムについて少し書いてみました。いい画像が見つかりませんでしたので、自分で携帯のキーのピクトグラムを描き移しました。絵下手ですみません。。

 皆さん、どのマークが何を意味するか、パッと見て分かりますか?あえてここでは答えを書かないので、少し想像してみて下さい。すぐ分かるものも多いですが、正直分からないものもありますよね?(私はありました…>_<)

 分かりやすいピクトグラムやアイコンを考えるのも面白そうですね☆

 まだまだデザイン面、ハードウェア面、ソフトウェア面いろいろなUIが考えられますよね☆坂井先生もおっしゃっていましたが、UIって奥が深いですね!

7 件のコメント:

  1. ピクトグラムについて書いた文章があると思いますので、探してみますね。

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  2. > naokix
    是非読んでみたいです。
    ありがとうございます。

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  3. ちょっと大分長いですよ。
    ●僕の会社にいる佐藤くんは標識マニアだ。世界各地を旅行した際に見かけた
    「標識」を写真に撮って集めているのだ。彼が標識のデザインに興味をもった
    きっかけは、ドイツで「犬の散歩禁止」の標識を見つけてからだとか。標識に描
    かれた犬の絵が、リアルなシェパードの頭だったり、ダックスフントのシルエッ
    トだったりと、地域によって表現が微妙に異なるのが面白かったのだという。
    ●もともと標識は、その地域の必要から作られるわけだから、デザインに地域性
    が出るのは当然といえば当然である。その地域に住んでいる人に理解できればい
    いわけだから。しかし、国際化が進む現代社会では、たとえば道路標識や施設の
    避難経路などは全世界共通でなければ命に関わる。言葉のわからない人にも必要
    最低限の情報を伝えるのが、グローバル化する時代の「標識」の役割といえる。
    標識は暗号であってはならないのだ。
    ●国境を越えて表現の統一化が進んでいるのはヨーロッパの道路標識である。
    モータリゼーションの黎明期といえる1909年には、すでに「交差点」「カー
    ブ」「凸凹」「踏切」の4つの標識が制定されていた。ヨーロッパの道路標識の
    特徴は、基本的に言葉を用いず、ピクトグラム(絵文字)や標識の色や形状で情
    報を伝えようとしていることだ。たとえば標識の色は「赤は禁止」「黄は注意」
    「緑は安全」「青は指示」と大まかに意味付けされている。標識自体の形も「駐
    車禁止」などの規制標識は円形、「段差あり」などの警戒標識は三角形、方面・
    方向・距離を示す案内標識は四角形と分けられている。このルールを応用すれ
    ば、たとえばサッカーボールの絵が描かれた赤い円形の標識で「サッカー禁止」
    という情報を伝えられるのである。
    ●日本はヨーロッパ方式を踏襲しているが、世界的にみると独特なのがアメリカ
    である。標識の形状は四角形が基本で、「駐停車禁止」などの規制標識は白い四
    角形、「交差点あり」などの警戒標識は黄色い菱形、高速道路案内標識は青や緑
    の四角形、という具合である。また、アメリカの道路標識は伝統的に文字だけの
    標識が多いが、1970年以降は「横断禁止」や「駐車禁止」などの標識では簡
    単なピクトグラムが使われるようになっている。
    ●日本の標識はピクトグラム(=絵文字)を多用していることに特徴がある。戦
    前の道路標識は「諸車通行止」とか「停止線」など、文字で情報を伝えるものが
    ほとんどだった。それがピクトグラム中心の標識に変わったのである。きっかけ
    は1964年の東京オリンピック。世界各国の人を迎えるにあたって、言葉のわ
    からない人にも理解できる案内表示が必要とされたのである。東京オリンピック
    のサイン計画を指揮したのはアートディレクターの勝見勝で、彼は日本の家紋か
    ら発想したという。日本人が考えたピクトグラムの明解さは、最初から国際性を
    意識していたことにある。出口に人が駆け込む「非常口」のピクトグラムも、今
    では世界各国でみかける。わかりやすい標識は著作権を放棄し、世界中でどんど
    んコピーされるべきだろう。

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  4. う~ん、とってもお勉強になりました。

    私はこのなかで、iモードの意味はわかったんです。これで商標の大切さが良く理解できました。

    ピクトグラムには標識的な側面の他に、商標がとても重要な意味を持つような気がします。

    そういえば、Yahoo!にはそういうロゴがあるのに、Googleや、iTunesは思いつきません。GmailやQuickTimeは思いつきますが・・・。商品やサービスを展開するときには、家紋のようなマークがあることがとても重要だなと思いました。

    失礼しました。

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  5. > naokix
    記事ありがとうございます。
    ピクトグラムも結構深いですね!
    大変勉強になりました。
    これからはピクトグラムも意識して見てしまいそうですw
    携帯のピクトグラムがどうやって作られたのか気になります。

    > kutaro
    私も「家紋のようなマーク」があることは重要だって最近思い始めました。
    研究会のロゴを作ってくれた西さんに感謝です☆

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  6. > kutaro
    そういえば、特許庁は音やにおいを商標登録できるように法改正するらしいです。

    http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080624AT3S2302L24062008.html

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