2008年7月5日

10フィートUIとモバイルのUIの不思議な相似(1)

10フィートUIとは
機器の操作を10フィート(約3m)程度離れてリモコンで行うことを想定したユーザーインタフェース。大きめのアイコンや文字が使われる。パソコンの家電 化が進む中、パソコンでテレビを視聴したり、パソコン内の動画をテレビで映すメディア・センターなどの登場によって、10フィートUIを採用したソフト ウェア開発が多く見られるようになってきた。
Wisdom ビジネス用語辞典より

約3メートル離れたTVの大画面と、手元のモバイル機器の小さな画面では大きな違いがあるため、異なったデザインのGUIでそれぞれにアプローチするのが定石ではないだろうか。
しかしこの2つに同じデザインのGUI与えた企業が2つある。
AppleとSONYである。

まずAppleの事例から

Appleが発売しているApple TVの操作画面


Apple TV  上下左右の方向キーと決定・戻るのキーで操作する


画面右側を見ていただければわかるように、この階層メニューはiPodのものである。

iPodの階層メニュー  スクロールホイールのためのGUI

1 件のコメント:

  1. 面白いなあ。

    坂井さんのヘキサゴンが、UIの革命を起こすんじゃないかと思っていたことがあった。

    つまり、タテヨコの場合自由度は2だけれど、六角形の場合自由度が3であり、しかも蜜蜂の巣のように安定しているから。

    カーソルも、6方向でヘキサカーソル。

    ということで、ヘキサゴンUIを誰か作ってください。

    返信削除

TOPに戻る

©2008 SFC坂井直樹研究室