2008年7月5日

10フィートUIとモバイルのUIの不思議な相似(2)

次にソニーの事例

SONYの10フィートUIはXMB(クロスメディアバー)とよばれるものだ。


PS3のXMB

X軸にはカテゴリ、Y軸には項目といった異なる属性を与えており、視覚的に操作のわかり易いデザインだ。
Wikipediaによると2004年にはグッドデザイン賞、2007年にはPSPのXMBがエミー賞を受賞しているそうだ。

XMBが初めて搭載された機器はPSXだそうだ
(またもWikipedia)、なのでXMBは10フィートUIとして世に出たことになる。その後も液晶TVやHDDレコーダー・PS3に搭載されることになる。


モバイル機器での採用実績は携帯電話とPSPである。



自分が使っていたW21Sのメニュー

このメニュー画面はケータイ本体に搭載されたジョグダイヤルとの相性も抜群で、センタージョグはXMBのために開発されたのではないかと思ってしまうほどである。

センタージョグの話題はまた今度に。


4 件のコメント:

  1. 10フィートUIの記事待ってました☆

    私の実家のテレビも確か十字のメニューで、割と使いやすかった気がする。テレビのリモコンとか操作方法って、複雑すぎて私には使いこなせないことが多いから、UIが進んでくれるといいな。

    ジョグダイヤルの記事も楽しみにしてるね^^ハードウェアとソフトウェアの上手い組み合わせを考えたいな。

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  2. 昨日KDDIの方4名が神山オフィスにお見えになって、秋ゼミの内容を話し合いました。明日にでも報告しますね。

    10フィートUIは使いやすいよ。
    なれると簡単!

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  3. PSXのメディアクロスバーはすごいよ。

    あのぐらいスクロールが速いのは快感だし、PSPにもスティック型のポインティングデバイスが欲しかったぐらいです。
    今でもうちのデフォルトのハードディスクレコーダーはPSXだもの。
    DVDの起動があんなにかったるくなければ、そしてPS3みたいにHDDが変えられれば、名機の資格があった。

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  4. TeamLab坂本さんの講義録が欲しいのですが、誰か採っていたらください。

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