2008年5月7日

PSP、DSの携帯電話化

偶然見つけた記事です。

MTGでニンテンドーDSやPSPが携帯電話機能を付けないのはなぜか?という話をしました。
ありうるという記事2つ。
ソニーの久多良木健副社長は20日、日本外 国特派員協会で講演し、昨年12月に発売した同社初の携帯型ゲーム機「プレイス テーション・ポータブル(PSP)」に新たに携帯電話機能を追加する考えを示し た。
同副社長は携帯電話とPSPの違いについて、携帯電話も大容量高速化が進んでいるものの、映画をみたりゲームをしたりするには充分な容量、スピードを得られないと指摘。また、複数の端末を持ち歩く人は少ないだろうとして、むしろPSPに「そう遠くない将来に(第3世代携帯電話のような)通信機能を持たせる機会 もあるだろう」と語った。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&refer=jp_news_index&sid=aJTooDOBl2ug

続いて、あくまでも、コラムで論じられているだけですが。
DS向けゲームソフト開発の手法は、今や携帯電話向けのゲームの開発とほとんど同じであるといっても過言ではない。2年前後が常識の開発期間を10ヶ月以下に圧縮して、少人数で開発。そのときどきの流行しているテーマを旬のタイミングで取り込んで、次々に発売していく。任天堂はこの手法をゲームのパッケージビジネスにうまく落とし込むことに成功したといえる。
DS自身が携帯電話になることもすでに可能なのである。日本での発売日はまだ正式に発表になっていないが、北米で3月20日に発売される任天堂の新ソフト「Metroid Prime Hunters(メトロイド プライム ハンターズ)」は、VoIP(ボイス オーバー インターネット プロトコル)といわれる音声をやりとりする技術に対応している。このゲームには無線LANを通して音声チャットができる機能が組み込まれているのだ。ゲームの本編を開始する前と後の部分に限られているものの、通話が可能なのである。また、あの世界的に有名なゲーム「ポケットモンスター」にもこの機能が組み込まれている。 「ポケットモンスター」の場合には前述の「Metroid Prime Hunters」の様な本編を開始する前と後の部分といったような制限は無く、どんな時もいつまでも友人とおしゃべりすることが可能なのである。これはもはやゲームだけ起動しておけば無料でしゃべり続けることが可能という事であり、携帯ゲーム機の携帯化に大きな影響を与えると思われる。
 1つのゲームに組み込めるのだから、一般化することは容易だろう。任天堂が、無料のIP電話に進出しようと思うなら、いつでもできる。任天堂自身が、VoIPをどう位置づけるかにすべてかかっているが、DSは携帯電話サービスの領域にあったものを取り込んでいくハードとして発展していく可能性が高そうだ。
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITea030013032006&cp=2

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