次世代ケータイの通信規格 簡単なまとめ （LTE編）

今度はこれからのケータイに搭載されるであろう、次世代の通信規格についてLTEとモバイルWiMAXの2つをまとめたいと思います。


まずはLTEから
LTE(Long Term Evolution)は現在DoCoMo、ソフトバンクが採用しているW-CDMAの発展した規格。当然ながらDoCoMo、ソフトバンクの2社は次世代ケータイにLTEを導入する計画だ。LTEはW-CDMAの発展型のため広義の3Gである。このため第4世代ケータイ(4G)の通信規格ではない。3G方式の最終形であるとの考えから3.9Gとよばれる。特にDoCoMoは「スーパー3G」とよんでいる。DoCoMoの「スーパー3G」は実験段階で100Mbps～240Mbpsの通信速度をたたき出すなど3.5Gの携帯と比べて桁違いに速い。
ドコモのスーパー3Gに見た「モバイルの近未来」(ITmedia)
ソフトバンクも屋内実験で150Mbpsのでの通信に成功している。
ソフトバンクモバイル、LTEの屋内実験で下り最大約150Mbpsを達成(ITmedia)

一方で現在はCDMA2000 1X派のauも3.9GケータイではLTEの導入を検討しているようだ。
KDDI、「LTE」採用でドコモなどに合流検討(ITmedia)
KDDIの小野寺氏、LTEの導入検討は「マーケットを見れば、お分かりいただける」(ITmedia)